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コグレブログ

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「武器よさらば」アーネスト・ヘミングウェ
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    「武器よさらば(上) (下)」
    アーネスト・ヘミングウェ著、金原瑞人訳、光文社文庫、
    アーネスト・ヘミングウェ(1899〜1961)
    第1次世界大戦に赤十字の一員として従軍し負傷する
    特派員として、渡欧、
    スペイン内乱第二次世界大戦にも従軍記者として関わる
    (武器よさらば)(誰がために鐘は鳴る)を書く
    (老人と海)でピューリッツアー賞、1954年ノーベル文学賞、
    散弾銃で自殺
    金原瑞人(1954年〜)法政大学社会学部教授

    第一次世界大戦の北イタリア戦線。
    負傷兵運搬の任務に志願したアメリカ人の中尉が、
    野戦病院勤務のイギリス人の看護婦と知合う
    負傷して再会、看護を受ける

    だれかを心から好きになるとき、
    人は相手のために何かをしてあげたくなるものです。
    自ら犠牲になりたいと思うものです。
    つかえたいと思うのです。

    じつはおれたちはすでに負けたも同然なんだが、
    それに気づいていないうちはまだいい。
    もうしっかり負けてるんだけどね。
    問題はそれを認めようとしないことかな。
    それを最後まで認めない国が勝利をおさめる。

    いけないことって、とても楽しいんでしょうね、
    それを求めている人って、きっと趣味がいいんだと思う。

    傷が治り、前線に戻るが、イタリア軍は撤退する
    撤退途中で戦線を離脱してしまい、看護婦のもとへいく
    結婚を誓い、二人でスイスへ逃亡して、ホテル住まいを暫くする
    妊娠していた看護婦は死産のうえ、産後に亡くなる

    いままでに一度も神聖なものなんか見たこともないし、
    栄光あるといわれているものはちっとも栄光などなかったし、
    犠牲なんて、論じるほどの価値もなかった。
    そんなきくにたえない言葉ばかりが増えていき、
    きいていられるものは地名くらいということになってしまう。
    あとは数字とか、日付とか、地名といっしょになった数字や
    日付くらいしか、口にして意味のあるものはなくなってしまう。
    栄光とか名誉とか、勇気とか神々しいとか、
    そういう抽象的な言葉は卑猥だ。
    それは、村の名前とか道路の番号とか、川の名前とか、
    部隊の番号とか日付といった
    具体的な言葉の横に置いてみればすぐにわかる。
    | ヘミングウェイ | 10:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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